乾燥肌の保湿ケア

乾燥肌で悩む人は少なくありません。

 

乾燥している肌はニキビとは無縁に考える人もいるでしょうが、乾燥肌はニキビができやすい状態と言えます。
脂性の肌では皮脂が過剰に分泌されている為に毛穴を詰まらせやすくしてしまいますが、乾燥肌でも、同様に皮脂によって毛穴を詰まらせやすくしているのです。

 

乾燥肌の皮膚は水分が飛んでしまっている為、肌表面が硬化しやすくなっています。
皮膚表面を拡大したら正常な皮膚と乾燥した皮膚とでは一目瞭然で、正常な皮膚では角質が整い細胞間に隙間なく整列されたように並んでいます。
しかし乾燥した皮膚では細胞がいびつな形である為に細胞間に隙間ができています。

 

硬化し、柔軟性が失われた皮膚はお肌本来が持つバリア機能が失われたも同然で、外的な刺激を受けやすい環境となっている訳です。

 

そこに皮脂や汚れが付着した時に毛穴を詰まらせてしまい肌トラブルを引き起こします。

 

 

悪循環を繰り返す乾燥肌の原因

 

バリア機能を失った皮膚はこの回復をめざし、基底層から新しい細胞が生み出されるのですが、急激な細胞の生成により、形や大きさが不揃いの細胞が作られてしまいます。
この不揃いの細胞の並びはチグハグの隙間だらけの皮膚に成熟してしまう為、その隙間から水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌の原因になってしまうのです。

 

この細胞の生成の循環を「ターンオーバー」と呼びますが、

 

乾燥肌になる→バリア機能を高めようと急激に細胞を生成する→いびつで不揃いの細胞が生成→細胞が成熟し乾燥肌になる。

 

このターンオーバーの周期が通常よりも早まってしまっているので繰り返し悪循環で乾燥肌になってしまうということになりますね。

 

 

乾燥肌を根本から改善する

 

乾燥肌を根本的に治療するには単純に肌の保湿をすれば良いだけでなく、同時にお肌のバリア機能を高めてあげなければなりません。
保湿剤には「ヘパリン類似物質」「ワセリン」「尿素」の成分が配合されたものが有効とされています。

 

 

ヘパリン類似物質

皮膚科では「ドルイド」と呼ばれており、副作用がなく安全性が高い為、アトピー性皮膚炎での治療において活躍しているお薬です。
日本では数十年以上も前から乾燥肌の治療に使用されている成分で塗りやすく、また保湿効果の高さとバリア機能を回復する目的として主に重宝されています。

 

ワセリン

浸透力が弱く、肌の角質層へは届かないので、皮膚表面でバリア機能としての役割を果たしてくれます。
気を付けなければならない事としては「つけ過ぎには注意」です。重ねてワセリンを塗り過ぎてしまうと肌本来が水分を外へと逃がさなければならない水分を強制的に留めてしまいます。
そうなっては新陳代謝を低下させ、乾燥肌が悪化してしまう恐れがあるので気を付けましょう。

 

尿素

尿素は肌に柔軟性を持たせてくれる成分です。元々肌の角質層の中にも微量な尿素があり、肌の角化を防いでくれる役割があります。

 

ニキビ改善&予防の情報はこちらをクリック↓