肌細胞の若返りはiPS細胞で可能?!

老化が進むことによって、お肌にシワができたり、シミやたるみができたりましますが、どのようなメカニズムになっているのでしょうか?
顔の表面に現れてくるこのような老化現象には理由があります。

 

 

皮膚を支える筋肉の衰え
お顔に皮膚は筋肉によって持ち上げられていますが、年齢を重ねる毎に、この筋肉の支える力が弱まってしまいます。
重力に逆らうように顔の皮膚を持ち上げていた筋肉組織は痩せ細っていき、徐々に垂れていくことになるのです。これがシワやたるみの原因となっています。

 

脂肪の硬化
筋肉と皮膚との間には脂肪があり、その脂肪も柔軟性を失っていきます。
柔軟性が失われ、硬化していけば肌の張りを失うことになり、これもまたシワの原因になり得るのです。

 

皮膚の老化
皮膚の細胞は常に新しい細胞を内部で生成し、入れ替わっていく循環を繰り返しているのですが、このことをターンオーバーと言います。
ターンオーバーは誕生〜18才まではとても活発に働くのですが、それ以降は少しずつ弱まってしまいます。
新しい細胞の生成力が落ちていけば、皮膚のキメは荒くなり、歪な細胞が多くなる為、見た目的にも潤いを失った肌に見えるのです。

老化対策としては?

肌トラブルは年齢と共に多様な問題を抱えることになるのですが、日常から老化を少しでも防ぐ為には上記3点をいかに気を付けることができるかに掛かってくるのです。
肌内部の筋肉の衰えを予防するには、目元の筋肉から頬の筋肉を鍛える必要があります。顔面体操というのもあるので毎日1分から3分程度続けると効果的でしょう。
また口周りの豊齢線が気になる方は口を閉じた状態で舌を歯にあたらないようにグルッと一周円を描きます。右回りと左回りを30周で1セットとして1日1回行うと口周りの筋肉が鍛えられるので豊齢線を薄くさせる効果が期待できます。

 

脂肪の硬化を避けるには、フェイスマッサージを行いましょう!温かいタオルで皮膚を温めた後に、手の平を使って優しく円を描くようにマッサージします。
皮膚内部の凝り固まった脂肪を老廃物として促すように首のリンパ節まで入念に押し下げるようにしましょう。

またターンオーバーを整えるには定期的な運動、栄養バランスの整った食事を心がけ、タバコやお酒は控えるようにします。
睡眠時間を6時間から8時間で設定し、良質な睡眠が得られるように就寝時には真っ暗にして寝ます。

 

iPS細胞で若返り!?

iPS細胞(人工多能性幹細胞)をご存じでしょうか?

万能型細胞=人工多能性幹(iPS)細胞

 

近年ではこのiPS細胞が老化によって起こった「皮膚へのダメージを初期化できる=肌細胞を若返らせる」との研究発表もあり、この現象をスキンケアにも応用できるように研究を進めるとのことです。
老化の指標とされるテロメアという染色体の一部の組織があり、このテロメアの長さに注目したところ細胞分裂を繰り返すほど短くなっていき、やがてある一定の短さになった時に細胞分裂が停止するそうです。
細胞分裂が停止したその先には、新しい細胞が生成されない為に、皮膚が老化していくこと指し示します。

 

iPS細胞を研究している京都大学では、この年を取る毎に短くなるテロメアがiPS細胞によって長くなったと確認され、60代の肌細胞を30代と同じ状態にまで若返えらせれたとの発表がありました。
このようにiPS細胞を応用し、老化現象までもがリセットできるような次世代のスキンケアが発売された時には、今までの常識を覆すような効果が期待できるかもしれませんね。