膿を伴うニキビ


ニキビの化膿具合が悪化すると黄色に変色し、皮膚の毛穴内で膿が溜まることがあります。
このような黄色ニキビは腫れとその周辺に痛みを伴い、この時の対応で間違えた処置を行ってしまうと、後々クレーターのような穴がぽっかりと空いた跡を残してしまいますのでこの段階までニキビが育ってしまったならかなりの注意が必要になってきます。

ニキビって潰していいの?

 

「ポコッ」とニキビによって膨れ上がった皮膚はどうしても気になるものです。
指でその膨らみをいじっている内に誤って潰してしまうこともあるでしょう。
皮膚の質には個人差があり、オイリーな肌質の人もいれば、乾燥肌の人もいますよね?
膿が出にくい人は乾燥肌の人で角質が厚ければ厚いほど、膿が体外に排出しにくく、毛穴の出口が塞がりやすい傾向があり、膿を出してしまえば炎症が治まり楽にはなるのですが、中途半端に膿を出してしまえばその後にひどくなるケースもあります。
結論から申し上げるとニキビの芯や膿を排出すること自体は悪い行為ではなく、間違ってはいないのですが、総合的には潰すことによって生じる後の問題の方がリスクが高いので潰さないことがベストと言えます。

 

どうして潰したらダメなの?

ニキビを潰しても、皮膚の再生によって自然治癒が行われます。膿が出た後の患部箇所の治癒スピードは早まるのですが、膿を全て出し切れていない場合には再び膿が溜まりやすく逆に炎症が長期化する恐れがあります。
それならばと指の強い圧力で膿を全て取り切ってしまえば大丈夫じゃないかとなるのですが、溜まった膿が体外に排出するまでの通り道は炎症によって細くなっていたりと複雑に変形してしまっているケースもあり、簡単にはいかないのです。そこで無理に外から内部へと強い圧力で押せば押すほど、患部には赤みが残ってしまうことになります。
これはニキビ跡の現象の一種で、折角治っても皮膚内部で毛細血管から滲み出た血液がそのまま皮膚内に残ってしまうことで起こってしまうのです。
また酷い場合には色素沈着によるシミにもなりかねないので患部に無理な力を加えることは避けたいところです。

 

もし潰れてしまったら・・・

もしニキビが潰れてしまったら、膿を全て出し切るようにします。膿が少しでも残ってしまっている方が再発のリスクは高いので、誤って潰れてしまったら膿を出し切りましょう。
またその後の処理はニキビケア剤を使うよりも、そのまま放置し自然治癒に任せた方が再発を起こさずに治ることもあります。

 

ニキビ改善を計りながらそのまま放置がベスト

お肌が「ポコッ」と膨らんで炎症をしてしまったら、まずは触らないように心がけましょう。その上でニキビケアをしっかりと行いながら、同じ箇所に再びニキビができないように改善していきます。それらの項目は他に説明していますのでここでは省きますが、一番やっかいなニキビ跡にしない為には無理に患部に圧力をかけないようにすることがベストなのです。

 

 

2015年にカリフォルニア州での皮膚病に関する医療研究発表によると男性35.8%、女性16.3%(アメリカ合衆国内)がニキビの対処で間違った行動を取るというデータが発表されました。
女性は美への関心が高い為に処置も早く、対応も適切な割合が多いようですが、男性の場合には膿をそのまま潰してしまう傾向が高いとのことです。
膿を持つニキビの処置を誤ってしまいがちな男性諸君は、その後にもっとも厄介なニキビ跡を作ってしまう可能性を残さないように、正しい方法でケアをしてあげて下さいね。

 

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